一回立ち止まって、過去を振り返ることも大事。

近年の科学技術の進歩は目覚ましいものがあり、そのスピードになかなかついていけないこともある。しかし最先端の理論、最先端の技術を追い求めるあまり、過去の重要事項を見落としてしまうことも多いのではないだろうか?

進歩があまりにも速いが故、つい二、三年前の事でさえ時代遅れになってしまう。しかし本当に重要で価値のあることは、例え数十年経っても色あせないものである。アインシュタインの相対論は、現在の科学においても根幹として存在感を発揮している。量子力学も然りである。

しかし一部、いや多くの人たちが、過去の重要事項を時代遅れのものだとみなし、無視しているきらいがある。最先端を追い求めることに必死になるあまり、本当に重要な事に気が付いていないのである。

全速力で走ることは重要であるが、時には立ち止まって過去を振り返ることも大事である。そのように立ち止まって過去を振り返ると、重要なヒントに気付く時がある。

最先端の事項はすぐに時代遅れになる。最先端の事より本当に重要な事は、数十年、数百年経っても色あせずに残ってきたものなのである。

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