社会・時事ネタ」カテゴリーアーカイブ

首相動静を楽しむ。

多くの新聞の片隅には、首相動静というものが載っている。首相の一日の行動を事細かに書き表したものだ。

11月3日の安倍総理の首相動静には、トランプ大統領の長女・イバンカさんとの会食の日時が分刻みで記述してある(時事通信の時事ドットコムで確認)。イバンカさんとの会食は、旅館「星のや東京」で行われたと記述されている。何気ないことだが、旅館の名前を聞くだけで会食の様子が想像される。

昔、麻生氏が総理をされている頃、帝国ホテルのバーに通っていたことは有名だ。もちろんその事も、当時の首相動静に書かれていたはずだ。そのような行動からも、麻生氏の趣味なり人となりがうかがえる。

11月5日、トランプ大統領が来日する。安倍首相とトランプ大統領は、鉄板焼きの店で和牛ステーキと海鮮料理を食事するという報道があった。トランプ大統領が肉好きということを受けての事だそうだ。その鉄板焼き屋さんの店名はまだ出ていないが、少し気になるところだ。

以前、オバマ大統領が来日した時は、銀座の寿司屋「すきやばし次郎」で会食をしたことは有名だ。

この様な首相の日常を知るだけでも、日本を背負う公人の考えが伝わってきて意外と面白い。

「勝った、負けた」だけが全てではない。

先日の衆院選が終わり、各党は結果について総括をしている。大勝した自民党では安倍首相が足元をより固めつつあるが、苦戦した希望の党、維新の会では、代表の責任問題が問われている。

このような状況の下、希望の小池代表、維新の松井代表の辞任を求める声が上がっているが、選挙に負けたからといって即辞任を求めるのは非常に短絡であるように思える。辞めるのは簡単であるし、いつでもできる。しかし現在小池氏、松井氏に求められているのは、辞任ではなく党の立て直しである。党を立て直すことによって責任を果たすということではないだろうか。

世の中、「勝った、負けた」だけが全てではない。ましてや選挙というものは水物であり、偶然に左右されるところも大きい。もちろん、政治においては選挙に勝って発言権を得ないことには何も始まらない。しかし党の代表レベルの人には、もっと高い視点、政略だけではなく長いスパンで見通した大局的な政策で物事の判断を下してほしい。そのようなことを考えると、今求めるべきことは「辞任」ではないことは明白であろう。

トリプル選挙(衆院選・神戸市長選・神戸市議補選)を終えて。

22日の衆議院議員総選挙を終えて、少し世の中が落ち着いた頃かもしれない。僕の住んでいる神戸市では、衆院選の他、神戸市長選・神戸市議補選もあり、トリプル選挙となった。

今回の選挙に関してはいろいろ感想はある。まずは愛知7区の山尾志桜里氏が当選したことが個人的にはうれしかった。山尾氏は選挙前のスキャンダル報道で劣勢に立たされたが、山尾氏の政治的手腕に関しては高く評価されており、スキャンダルに関しても政治とは全く関係のない色恋沙汰であり、今回の山尾氏の当選は愛知7区の市民をはじめ、国民が見るべきところをしっかりと見据え、良識ある判断を下したものだと僕個人的には感じている。

そして何より今回の衆院選の結果についての最大の関心は、自民党をはじめとする与党が3分の2を取るかということであろう。安倍首相率いる与党は3分の2を獲得したわけであるが、これからは改憲についての話題が最大の関心事となるであろう。

改憲に関しては、真っ先に第九条が論争されるが、改憲は何も第九条に関してだけではない。その他の事項に関しても改憲の対象となっているが、僕が恐れているのは第九条の混乱のどさくさに紛れて、その他の事項に関して特に論争もされずに改憲が成し遂げられてしまうことだ。

最も恐れるのが「条文の拡大解釈・拡大適用」である。極端な例で言うと、戦前の治安維持法のような状況がもたらされることを、最も恐れる。もちろん、第九条に関しても然りである。

ただ、安倍一強による強権政治は、メリットも大きい。特に対北朝鮮をはじめとする安全保障の分野に関しては、安倍首相の強腕による効果は計り知れない。そして対米関係に関しては、安倍首相だからこそトランプ氏に対して対等に渡り合えることができると言えるだろう。

しかし、ここまで安倍自民が大勝して強権を持つ状況に関しては、正直言って危機感を覚える。

これから近い将来にあるであろう、改憲に関する国民投票に関しては、しっかりと熟考し、適切な判断をすることが国民には求められる。これからの日本に関して安倍一強政権が吉と出るか凶と出るか、それには国民の意志も大きく関わることになる。

福井中2自殺。教師のための学校になってはいなかったか?

福井で起きた中学2年生の自殺事件で、当時の状況が明らかになりつつある。

自殺した中学生は、度々教師から過度の叱責を受けていたという。「聞いた人が身震いするくらい怒られていた」(朝日新聞デジタル)という証言もあるそうだ。このような事例は定期的に起こっているが、その度に思うのが「教師のための学校になっているのではないか?」ということだ。

学校は言うまでもなく子供に対する教育の場であり、子供のための施設でもある。学校というものは「子供ありき」で考えなければいけない。しかし今回の事例などは、「教師ありき」であり、教師の円滑な運営のため、あるいは教師のエゴによってもたらされたと思わざる負えない。

もちろん、昔に比べて状況は改善しているようにも思え、体罰についても昔に比べればかなり減ってきているようにも思える。しかし今回の事例のような悲惨な事件は後をたたない。

昔はこのような事件は今よりもかなり多かったのかもしれない。ただ明らかになっていなかっただけだと思える。今は少なくなったとはいえ、このような事件は一件たりとも起こしてはならない。そして交通事故とは違って、ゼロにすることは不可能ではない。教師の意識次第で絶滅させることは可能だ。そのためには繰り返し述べるが「生徒のための学校」という認識を強くもつことが必要である。

本当に重要なのは、日本で活躍する外国生まれ・外国籍だ!

今年のノーベル文学賞に決まった、カズオ・イシグロさん。彼は日本生まれの英国人だ。日本生まれの外国人受賞者は、青色発光ダイオードの中村修二さん(米国人)、素粒子論の南部陽一郎さん(米国人)がいる。彼らは日本生まれの元日本人だと大きく騒がれた。

しかし、本当に重要なのは「日本で活躍する外国生まれの外国籍」だ。中村修二さん、南部陽一郎さんはいわば頭脳流出組であり、厳しく言えば「日本を見限った」と言える。

これから重要になってくるのは「いかに海外の優秀な人物を日本に受け入れるか」だ。優秀な外国人に、「日本に行きたい」と思わせるような国にならなければいけない。

もちろん、研究の分野に限らず、ビジネスマンなど様々な分野に関してだ。世界の中から日本が選ばれる、そのような国を作り上げることが、これからの日本の発展には欠かせない。

ゲスの極み乙女。川谷絵音氏は、僕よりも二枚も三枚もうわてだった。

先日、「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音氏らが、週刊文春とコラボして、文春本社で撮影をしたという。川谷氏と週刊文春と言えば、川谷氏のスキャンダルを週刊文春が紙面で暴露したという因縁の関係だ。僕自身はこのニュースを見た時、週刊文春の行為は明らかにプライバシーの侵害であり、川谷氏が週刊文春を訴えてもおかしくないのではないかと思っていた。

しかし川谷氏はそれを逆手にとって、週刊文春とのコラボに出るという大技に出た。川谷氏のこの柔軟な発想と戦略には、僕も本当に脱帽だ。川谷氏は僕よりも二枚も三枚もうわてだったのである。

川谷氏の今回の行動を見て、川谷氏に対する見方が大きく変わった。以前、川谷氏らの音楽を聞いて、素人の僕にも川谷氏の音楽の才能には非凡なものがあると感じていたが、川谷氏はビジネスマンとしても一流であると今回感じた。

これから川谷氏は世の中に対してどう出るのか?注目したいものである。

カズオ・イシグロさん、ノーベル文学賞受賞。

日系英国人のカズオ・イシグロさんが、ノーベル文学賞を受賞した。日本人として嬉しい限りだ。その一方、僕はイシグロさんのことを何も知らなかった。そんな無知な自分が恥ずかしい。

前評判では、村上春樹氏の受賞が有力視されていた。それを覆してのイシグロさんの受賞。有力候補が受賞するのはもちろん素晴らしいが、今回のような驚かされる受賞もまた素晴らしい。

村上春樹さんが偉大な作家であることは異論がないと思うが、僕は村上さんの作品に対してあまり感じるところがない。以前、村上春樹さんの「ノルウェイの森」を読んだが、読み終わっても特に何も感じることができなかった。もちろん、僕自身に文学作品に対する感性がないということなのだろうが、個人的には村上春樹さんの作品を再び読む気にはなかなかなれない。

今回受賞されたイシグロさんの作品はもちろん読んだことはないが、イシグロさんの作品を読んで素晴らしいと思えるかと言われると、正直自信がない。なので、僕自身は村上さんやイシグロさんに対して評論する資格など何もなく、ここで述べる資格もないのかもしれないが、イシグロさんという日本生まれの作家がノーベル文学賞を受賞されたことは、素直にうれしい。そしてこれから先、村上氏が受賞された際は、村上作品の素晴らしさを、この文学感性のない僕に教えてほしい。

4番・ピッチャー、大谷翔平が見せた日本人の夢。

10月4日、日本ハムの大谷翔平が本拠地最終戦で「4番・ピッチャー」で出場した。4番ピッチャーは大谷翔平が「最強打者であり、最強投手」である証であり、プロ野球ファンの夢でもある。そして、大谷選手の日本最終登板の可能性も大いにあり、今回の登板は、大リーグ挑戦前の見納めになる可能性もある。

大谷翔平の凄いところは、このような節目の試合で必ず「魅せる」プレーをすること。去年の優勝を決める試合で締めたのも大谷翔平だった。そして今回は、日本最終登板(の可能性のある試合)で、2安打完封である。

去年は、「1番・ピッチャー」で先頭打者初球ホームランというのもあり、漫画の世界だと言われたが、今回の「4番・ピッチャー」というのも、それだけで漫画の世界である。

来年、メジャーへ移籍の可能性が高いが、もちろん日本人の夢はメジャーでの二刀流、さらに妄想を言えば、「メジャーで4番・ピッチャー」と言いたくなる。しかし、大谷翔平なら、そんな妄想も成し遂げてしまう可能性もあるように感じさせられる。

最速165キロの速球と、超特大アーチを飛ばす大谷選手は、どこまで上り詰めるのだろうか?一ファンとしてもワクワクしてしまう。

見る立場が違うと、こうも変わるものか。

IS(イスラム国)兵士を300人以上殺害した、”名”狙撃手がいたという。最近、その名狙撃手が戦闘で殺害されたという。

もしこの狙撃手がIS兵士だったら、どう呼ばれていただろう。「悪の根幹」か?「残虐兵士」か?どちらにしろ、悪魔の存在のように扱われるだろう。

しかし狙撃手は、「正義???」の側の人間である。従って英雄とされている。

IS兵士とISを攻撃する兵士、立場によって見方はこうも変わるものかと妙に納得してしまう。どちらもやっていることは同じなのに・・・

これは必要悪というものかもしれない。納得してしまうと書いたけど、やはり完全には納得できない・・・

麻生副総理の発言。

麻生副総理が、朝鮮有事の際の難民発生に関して、「武装難民かもしれない。防衛出動か。射殺か」(時事通信)という発言をしたことが、物議を醸している。確かに麻生氏の発言は極端にも思え、問題がないとは言えない。

しかし現実問題として、武装難民の可能性はないとは言えない。韓国難民が武装するとは考えられないが、北朝鮮国家が意図的に難民に武装集団を潜り込ませることは考えられる。

実際、IS(イスラム国)との内戦で混乱している中東では、ISが難民の中に武装集団を潜り込ませて、意図的に混乱を起こしている。麻生氏はそのような事例を念頭に置いて発言したのだと思われる。

日本政府の首脳として、あらゆる事例を想定して対処することが求められる。そのような想定事例として、北朝鮮が武装集団を難民の中に潜り込ませるということも、可能性としては考えなければならない。

麻生氏の発言は行き過ぎた感もあるが、その一方で万全の態勢を取ることの必要性を訴えているようにも捉えることもできる。