社会・時事ネタ」カテゴリーアーカイブ

首相の動静を見ると

日経のウェブで、昨日の安倍首相の一日の動静を見てみた。政治関係の仕事から入ると思いきや、8時半からホテルの日本料理店でのJR東海の葛西名誉会長との会食から入っていた。葛西氏は経済界の重鎮でもあり、鉄道界のみならず日本の経済界で一目置かれる存在だ。一日の初めは経済からというところであろうか。

その後は各大臣との会議などが分単位で組み込まれている。夕方ころには中学生との交流もある。次世代を担う子供たちからもしっかりと支持を得ようというところだろうか。さすが安倍首相、抜かりはない。ラジオ番組にも出演している。メディア対策も抜け目がないのか。

安倍氏自身は有能な人物だと思っているが、最近の安倍政権の政治運営は明らかに強引な感が否めない。以前は安倍政権を支持していたが、現在は政策ごとに支持しているもの、しないものが分かれ、自分でも安倍政権を支持すべきか考え込んでしまう。

集団的自衛権の内容自体は非常に支持している。これを即座に戦争法案などと叫ぶのは明らかにおかしい。しかし法案の通し方は完全に間違っている。国民不在の手法に見える。国民だってそこまでバカではない。誠実に説明し、改憲という手続きを取れば多くの国民も納得するだろう。数によって強引に通そうとしていると非難する人がいる。確かに強引だ。しかしその前にその数を安倍氏に与えたのは国民だ。そのことを忘れてはいないか。

法案に賛成か反対かというより、これからの安倍政権、そして日本の行方が心配である。最近のおかしな歩みを変えられる人物は石破氏しかいないと私は思っている。今は影を潜めているが、もう一度石破氏の活躍するのを期待している。

EU、ギリシャ問題で明確になる国境

今、EUがギリシャ問題で揺れている。ギリシャの国民投票でEUの再建案が否決され、そのまま反緊縮路線で進んでいればここまで揺れることはなかったかもしれない。あの国民投票はいったいなんだったのだろうか。ギリシャ首相は国民投票と反する行動をとることとなった。そこでまたEU側は対応策の見直しに取り組むこととなった。

そこで問題になっているのがEUの二大国、フランスとドイツの対立だ。何が何でもギリシャをEUにとどめたいフランスと、EU離脱も辞さない強硬派のドイツ、その対応策の対立によってこの二国が、そしてそれ以外の国までがバラバラになりかけている。

EUはもともとヨーロッパから国境をなくそうとする思想の実現化だ。しかし今、この方向に反してフランスが、ドイツが、そしてイタリア・スペインなどそれぞれの国が国単位の主張を行いEUという統合枠が崩れ始め、国境が明確化してきている。EUの統合路線は夢物語に戻ってしまうのか。

現実論のドイツに対して、理想論のフランス、このような構図が感じられるような気がする。一人笑っているのはヨーロッパの盟主イギリスであろうか。

とにかく一番重要なことは、フランス案を取るにしてもドイツ案を取るにしても早急に対策を推し進めることが今は求められている。この問題をズルズル引きずれば引きずるほど問題は悪化の一途をたどってしまう。後送りをすればもう元には戻れないレベルになってしまうかもしれない。

私は強硬派のドイツ首相メルケル氏が一気に推し進めて次のステージに進めることが今の一番の最良路線ではないかと思っている。

米・キューバが国交回復

20日、アメリカとキューバ間の国交が回復した。キューバとアメリカはキューバ革命以来国交を断絶していたのは非常に有名な話だ。

1950年代中頃、チェ・ゲバラとカストロを中心としたキューバ革命が起き、それ以来50年ほどカストロ氏を議長とした独裁政治が行われていた。それ以来アメリカとの間で対立の歴史が繰り広げられてきた。その中でも有名なのがキューバ危機だ。中学の教科書にも載っているので知っている人も多いが、キューバ危機は冷戦時の米ソ間対立の前線にキューバが立たされていたことを物語る。カストロ氏は今では一線を退き、現在は弟のラウル氏が国を率いている。

キューバは国の体制としては現在も独裁国家だ。しかし他の独裁国家とは趣の違う体制が繰り広げられている。確かにカストロの独裁ではあったが、キューバ革命以降カストロ氏は理想の国家像を模索していたように見える。その一つが医療に関することだ。キューバの医療技術は決して高度なものではない。しかしカストロ氏は医療の完全無料化を行った。これに共感する人は世界中に多く、日本の医師の間でもキューバの医療及び医療体制に貢献したいとキューバに渡る人が複数いる。

とは言え、やはり独裁国家であり、閉鎖的であることは否めない。キューバは野球強豪国としても有名だが、キューバの野球選手の亡命の話題には事欠かない。今まで何人もの選手がアメリカに亡命し、大リーグで活躍することになった。現在、大リーグ最速投手で時速170キロの球を投げるチャップマン投手もキューバからの亡命組だ。しかし今では野球選手の海外渡航が一部解禁になり、現在はキューバリーグと日本プロ野球を掛け持ちしている選手も数人いる。

高い理想を掲げ、チェ・ゲバラとカストロのもと革命を成し遂げたキューバ。それから半世紀以上経つが、彼らの意志はどこまで実現できただろうか。解放しつつあるキューバの未来に注目だ。

櫻井パパに見る官僚人事

先日、総務事務次官、つまり総務省の官僚トップに櫻井俊氏が決まった。ジャニーズの櫻井翔さんのパパだ。櫻井氏の官僚人事をめぐっては、ここ二年ほど伏線があったようだ。

櫻井氏は東大出身で当時の郵政省に入省し、入省当初から将来の次官候補として見られるほど優秀な人物だったらしい。総務省は旧自治省・旧郵政省・旧総務庁の合併によってできた省庁だ。その中で規模的に旧自治省・旧郵政省組が大きな権力を握り、次官はその二つの出身から交代になるのが慣例だ。そして去年2014年の夏の次官任命の最有力候補は櫻井氏だったらしい。しかし櫻井氏は落選したが、No2の座にとどまることになった。

官僚人事で一番大きな権力を持つのは官房長官、つまり菅氏だ。菅氏が内閣人事局が作った資料を基に絞り込む。そこで菅氏が政治的取引によって櫻井氏の任命を拒否したらしい。普通はこの時点で官僚出世コースは終わりだ。ところが今年、櫻井氏は二度目の候補で事務次官の座を手に入れた。

菅氏がどうして櫻井氏を嫌うのか、一般市民の僕にはわからないが、官僚と政界とは対立したり繋がったり、本当に入り組んだ世界だ。

櫻井翔さんのパパとして普通の次官以上に注目を浴びることになるとは思うが、誰であれ日本国を背負う人間として日本の発展に一役買ってもらいたいものである。

集団的自衛権に関する安保法制と政治

7月16日、集団的自衛権に関する安保法制が衆院を通過した。この法案をめぐっては多くの国民の間で是非に関する議論が沸き起こっている。賛成意見にも反対意見にもそれぞれ分はあるが、はたしてどうすべきであろうか。

僕自身、集団的自衛権に関しては賛成である。ただ安倍総理の手法には大いに問題があると感じている。ここはしっかりと改憲という手続きを取り、法治国家としての尊厳を見せなければいけない。

今、反対派の人たちは、この法案を認めてしまうと戦争に巻き込まれてしまうと訴えている。その根拠が戦後現在まで他の地域の争い・混乱に接触しなかったおかげで一度も戦争に巻き込まれなかったという主張だ。しかし武装した自衛隊が行かなかったことでどうなったか?日本としては丸腰の民間人、あるいは外交官が紛争の最前線に立たされてきた。そしてこれまでに外交官をはじめ、民間人などの武器を持たない人たちが犠牲になってきた。

国際ボランティアの中田厚仁さんを覚えているだろうか。カンボジアでボランティア中に銃弾の犠牲になった若者だ。武装して給料をもらっている自衛隊が国内で敵のいない訓練地で体を鍛えている間に、丸腰で給料のない日本人ボランティアが犠牲になる始末なのである。これが本当に平和国家と言えるのだろうか。もし平和国家を掲げるなら、国内だけではなく国外の荒れている地域も平和にしなければいけない。そしてそれをすることが一番可能なのが自衛隊なのである。

もう一国平和主義は通じない。戦後の日本人にとって戦争とは現実の世界の出来事ではなくテレビの中のフィクションだった。もし近くの自衛隊員などが海外へ赴くのを自分の目で確かめることができれば、戦争の悲惨さも少しは実感できるであろう。

日本は島国のせいか、国境線が見えない割には日本と外国を強く区別する。しかし平和に国境線があってはならない。国境線の内側は平和なら外側は爆弾が落ちてもいい、というような考えはもう通用しない。実際イスラム国と呼ばれている疑似国家には国境線はない。もう平和に対する見方を国境線で区別する時代は終わったのである。

日本の平和だけではなく、世界の平和を心から願おう。

金正恩の暴走

いま、北朝鮮の金正恩がとてつもない暴走をしている。今日も国防相の側近が粛清されたというニュースが入ってきた。中世ヨーロッパの恐怖政治を思わせるが、今の北朝鮮はそれ以上かもしれない。中世の独裁者でも側近をそんなに簡単に粛清したりはしなかっただろう。

この北朝鮮の粛清の嵐は北朝鮮の崩壊の前兆か、それともまだまだ続くのか。単純に考えると、これだけ頻繁に粛清をしていると人材がいなくなる。自然、能力のない正恩に対するイエスマンだけが生き残ることになる。無能な幹部ばかりの国がそう長く続くはずがない。やはりこの粛清の嵐は崩壊の前兆と見るべきであろう。

ところで正恩の夫人はブランド物に夢中だ。以前もディオールのバックを持って現れた。しかし不思議なことに正恩はいつもダサい人民服だ。あの人民服はダンヒルの生地ででもできているのだろうか?ここまで贅沢な生活をしていながらあの人民服にあの刈り上げカット、理解不能である。もちろんあの刈り上げカットは祖父の金日成に似せるためにしているというのがもっぱらの噂だ。しかし髪型は似ていても政治手腕は月とスッポンだ。

不思議の国北朝鮮、この不思議が崩壊するのも近いだろう。フィリピンのマルコス政権が壊れた後は、イメルダ夫人の数千足もの婦人靴が現れた。北朝鮮が崩れた後、何が出てくるのか。そのような変な興味もわいてくる。

厚生労働省の村木さん

村木厚子さんを覚えているだろうか。厚生労働省局長だった約五年前、郵便不正事件で逮捕され、20日の拘留・取り調べを受け、後に無罪になった女性だ。今では100%冤罪だったことが明らかになっている。

今日、たまたま雑誌で村木さんの2ページの記事を見かけた。そこで僕は今の村木さんの肩書を見て驚いた。現在の村木さんの肩書は「厚生労働省事務次官」、つまり厚生労働省キャリア官僚のトップなのである。僕は本当にうれしかった。めちゃくちゃうれしかった。村木さんのような誠実で、どん底に落ちても信念を曲げず戻ってこられた強い女性が日本の省庁のトップになられている。このことは日本の、そして日本女性全ての象徴であり、財産である。

村木さんの経歴はキャリア官僚としては一風変わっている。もちろん女性キャリア官僚としても珍しいが、東大出身のキャリア官僚がひしめく中、村木さんは高知大学出身なのである。地方国立大学出身で事務次官までなったキャリア官僚は村木さん以外はいないのではないかと思う。

村木さんはもちろん男性キャリア官僚と変わらぬ仕事をしているのはもちろんだが、女性官僚として女性に関わる政策にも重点を置いている。障がい者政策にも関わっていたはずだ。男性官僚と変わらず、それに女性目線をプラスして村木さんしかできない仕事をたくさんやってこられた方だ。

村木さんは郵便不正事件の冤罪で有名になったが、たとえそれがなくても事務次官にまでなられる力と人格の持ち主だと僕は信じている。あとどれくらい事務次官の職をされるのわからないが、村木さんしかできない仕事を思いっきりこなして活躍してもらいたいと願う。そして欲を言えば後に伝説の女性事務次官と呼ばれるくらいの活躍をすることを願うばかりである。

安保法案に関する報道ステーションのニュースで

7月13日(月)の報道ステーションで、安保法案に関する国会での議論のニュースが流れた。国会では4人の有識者が招かれ意見を述べた。

そのうちの一人、元外務官僚は、ISIL(イスラム国)を例に取り上げ、日本一国だけが血を流さないで他国の危機を眺めているだけのような無責任なことは通用しないと述べられた。この意見に関しては僕はもっともだと思う。

さらにもう一人、憲法学者で首都大学東京准教授の木村草太氏は、憲法学的には非常に問題があって、もし集団的自衛権を認めるならば憲法改正と言う手続きを取らなければならないと述べられた。この意見に関しても僕はもっともだと思う。

僕は集団的自衛権法案賛成・反対の両者に対してもっともだと言ったが、これには理由がある。根を正せば両者とも集団的自衛権の思想に関しては賛成なのである。ただ木村氏の意見は憲法学的立場から、もし集団的自衛権を認めるならば正式な手続きを取らなければならないという意見を述べているのである。

なぜ木村氏は憲法改正という手続きにこだわるのか。それはもしこのような正式な手続きをしないで集団的自衛権を認めれば、今回の件に関しては何も問題がなくても、これから将来、今回のことが前例になり憲法解釈ですべてを済ましてしまう、あるいは極端な場合は憲法を無視してしまうような事態が起きる可能性があることを憂慮しているのだと思う。極端に言えば独裁国家になってしまうような。

木村氏は報道ステーションのスタジオにも呼ばれていたが、彼の論点は的確で鋭い。僕は憲法学など素人中の素人であるが、木村氏は憲法学の核心をわかりやすく伝えてくれたと思う。

彼のような若くて気鋭の学者が法案議論の一翼を担っていることは、非常に心強いことだと僕は感じた。これからの木村氏の活動・研究に期待したい。

韓国の国民性は教育から

二日連続で韓国の話題になるが、何しろ韓国は日本の隣国であり無視できないこともある。遠い地球の裏側の国なら無視もできるが、幸か不幸か韓国は隣国だ。

先日、野球の国際大会の台湾-韓国戦で韓国側が卑劣な小細工を仕掛け、台湾国民は怒っているらしい。スポーツの国際大会における韓国の不法行為はもうおなじみで、国際大会があるたびに3つや4つくらいの不法行為が明らかになる。一つ一つのことに言及すればきりがないが、韓国のこのような体質は子供時代からの教育システムが原因ではないかと思う。先ほどスポーツについて言及したが、このようなことは政治・経済など韓国のあらゆる分野で共通にみられることだ。

韓国は日本以上の学歴社会で学歴を得ることには容赦しない。数年前に集団カンニング事件があったことも思い出す。韓国の学歴社会は「自分が上の学校に行く」=「人を蹴落とす」と言う構図がありありと見える。もちろん日本でもそのような構図がないとは言えない。20年以上前には日本も「自分がのし上がるために人を蹴落とせ」という思想がある程度あった。しかし今の韓国の現状はトップの大統領自身がそのような思想に染まっており救いようがない。大統領自身が病的な状態では、それが広まりはするにせよ改善することはないだろう。

ただ一つ救いようがあるとすれば、現在韓国は一応独裁国家ではない。大統領には任期がある。任期が来れば大統領が変わる(可能性がある)。しかしあまり楽観的な展望はできないだろう。前大統領に反する政策を打ち出せば、国民の反発を招く可能性があるからだ。特に反日思想に関してはそうだ。次期大統領が度の過ぎる反日に危機感をおぼえていても、現大統領が反日なしで国民をコントロールすることをできなくしてしまった。よって自身は反日でなくても反日路線を維持しなければいけない。

もし韓国の国民性を変えるならば、幼少期からの教育を改革するしかないだろう。今の韓国を見ていれば、教育に難があることは一目瞭然だ。スポーツは精神面が前面に出るのでそれが直に表れる。したがってスポーツを見ればある程度の国民性は推測される。

とにもかくにも今の韓国は教育から変えていかなければならない。そうでないと韓国自身が自国の足を引っ張ることになるし、隣国にも悪影響が及ぶだろう(もう及んでいるが)。

世界遺産登録をめぐっての日韓関係

先日、明治産業革命施設に対するユネスコの世界遺産登録をめぐっての日韓のやり取りは熾烈を極めるものだったようだ。6月には一度日韓合意ができていた。そこでは遺産に対して「forced to work(働かされた)」という表現を使うことで合意したが、いざ始まると韓国は「forced labor(強制労働)」という表現を強調してきた。この悪意に満ちた韓国の対応に日本外務省、そして安倍総理も怒り心頭だったようだ。

それが明らかになってすぐ、外務省の杉山審議官は即韓国に飛んだ。韓国に着いた杉山氏は韓国外務省に乗り込んだが、そこでの韓国の対応はのらりくらりと逃げるような対応だったそうだ。forced to workをforced laborに変えた理由も、単に言葉を短くしただけだと言い逃れていたらしい。もちろん杉山氏をはじめとする日本政府は激怒していた。forced ladorと言う言葉は十数年前に「強制労働」を表す言葉だと国際的に認められている。翌日も杉山氏は韓国外務省に乗り込んだ。そこでは怒号が飛び交う応酬であったらしい。

この様に、日本政府・日本外務省は毅然と韓国政府に立ち向かった。韓国側からは脅しともとられるようなやり取りだったらしい。しかしこのような日本側の強硬な態度のおかげで日本人の尊厳が守られたのだ。

今までは日本政府といえば対外的には弱腰で有名で、特に難癖をつけてくる中韓に対してはほとんど反論できなかった。しかし今回は日本政府も堪忍袋の緒が切れた。一度このような対応ができるとそれが実績になり、これからも毅然とした態度をとることに躊躇しなくなるだろう。

今まで一方的にやられ、日本国民もやるせない気持ちだった。しかし今回の日本政府の対応に、日本国民も世界に対して毅然とした態度を持つきっかけになり、日本国民としての尊厳・誇り・自信を深めることになるだろう。