高齢者負担と若者へのしわ寄せ

最近、何かと高齢者への負担増加に対する反発が話題になる。年金受給額の引き上げをはじめ高齢者への負担増加が迫られている。

高齢者の反発の声は頻繁に話題になるが、それは高齢者は有権者である(当たり前の事だが)ことと、選挙投票率の高さがものを言っているからであろう。

しかし高齢者負担よりもっと深刻な問題がある。若者への負担しわ寄せである。特に20歳未満の子供・青少年には選挙権がなく、実質的に発言の場がない。20歳以上の若者に関しては、高齢者よりも数が少なく、選挙投票率が低い(これは若者の責任でもあるが)こともあり、社会では若者の存在が軽く見られている。

いまの国の国民に対するサポート体制は半分自転車操業的な様相を感じる。多くの若者は現在を生きることに必死で明日を考える余裕がないように見える。このことはもう高齢者負担増の問題の比ではない。数年後、数十年後に出てくる問題なのでまだ切迫感はないが、そろそろ問題の焦点を高齢者から若者に当てなければならないのではないかと思う。

高齢者だけを見ていては根本的な解決は一切なされない。若者たちを取り巻く状況を改善し、若者たちの問題に真剣に取り組むことが、国全体の問題を解決する先鞭になる。すぐに解決する問題ではもちろんないが、長期的な観点から若者たちの未来を考えていかなければならない。

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