金正恩の暴走

いま、北朝鮮の金正恩がとてつもない暴走をしている。今日も国防相の側近が粛清されたというニュースが入ってきた。中世ヨーロッパの恐怖政治を思わせるが、今の北朝鮮はそれ以上かもしれない。中世の独裁者でも側近をそんなに簡単に粛清したりはしなかっただろう。

この北朝鮮の粛清の嵐は北朝鮮の崩壊の前兆か、それともまだまだ続くのか。単純に考えると、これだけ頻繁に粛清をしていると人材がいなくなる。自然、能力のない正恩に対するイエスマンだけが生き残ることになる。無能な幹部ばかりの国がそう長く続くはずがない。やはりこの粛清の嵐は崩壊の前兆と見るべきであろう。

ところで正恩の夫人はブランド物に夢中だ。以前もディオールのバックを持って現れた。しかし不思議なことに正恩はいつもダサい人民服だ。あの人民服はダンヒルの生地ででもできているのだろうか?ここまで贅沢な生活をしていながらあの人民服にあの刈り上げカット、理解不能である。もちろんあの刈り上げカットは祖父の金日成に似せるためにしているというのがもっぱらの噂だ。しかし髪型は似ていても政治手腕は月とスッポンだ。

不思議の国北朝鮮、この不思議が崩壊するのも近いだろう。フィリピンのマルコス政権が壊れた後は、イメルダ夫人の数千足もの婦人靴が現れた。北朝鮮が崩れた後、何が出てくるのか。そのような変な興味もわいてくる。

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