遠回り。

僕は英語に対してずっと苦手意識がある。“苦手意識”ではなく、“苦手”と言った方が正しいかもしれない。英語の読み書きリスニング、全て苦手である。とは言え、科学における標準言語は英語であるので、英語が出来ないと論文を読むことも書くこともできない。なので必要に迫られて科学英語論文は日常的に読む。しかし読めるのは科学論文や専門書の英語だけで、子供が読むような童話英語は逆に読めない。

しかしこのままではダメだ。科学を知りたければ、まず英語をマスターするところから始めなければならない。もちろん、今のままでも論文英語は読める。しかし完璧に英語をマスターしている訳ではないので、読むスピードも遅いし、英文理解も浅い。なのでまず、英語を理解することによって科学を攻撃的に攻めようと思い、最近英語を勉強し直している。

しかし、英語のし直しはこれが初めてではない。これまで幾度も英語に挑戦したが、なかなかマスター出来ずに挫折を続けてきた。どの英文法の本を読んでもなかなか理解できない。そして初めの数十ページを読んで折れるの繰り返しだった。

ところが最近、一冊の英文法の書物に出会ったのだが、これが非常に分かりやすい。論理より感覚に訴えて来る書物だ。しかしその感覚が非常にツボを突いていて、結果論的にはそれまで読んで来た書物よりも論理的であるように思える。全533ページのなかなか大部の書物だが、初等的な所から少し踏み込んだところまで感覚的に、しかし論理的に書かれている。これまで幾度も英文法に挑戦し挫折してきた僕にとっては、目から鱗の一冊である。参考のためにここにその書物を紹介しておく。

(「総合英語 FACTBOOK  これからの英文法」 大西泰斗/ポール・マクベイ著 桐原書店)中学生でもわかるような、初等的な所から書かれた良本である。

急がば回れ!まずは英語を理解して、科学論文を攻めよう!

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