表を見て、裏を見る。

「奇をてらう」という言葉があるが、これは、「表を見ずに裏を見る」ということである。まず初めに「表を見る」、すなわち物事の基本、あるいはスタンダードを知り抜くことが大事である。物事の基本・スタンダードを知り、物事の本質を見抜く。そのうえであえて裏をかくことが大事なのである。

何かにつけ、基本・スタンダードを知ろうとせずに「裏ワザ」的な事をいきなり狙おうという風潮は、良いことではない。「指揮法を知らない指揮者」と「指揮法を無視する指揮者」は全く違う。しかし世の中には、指揮法を知らない指揮者が多すぎる。物事を十分に考察せずに”陰謀論”などを語る人もそうであろう。

裏をかきたければ、表を熟知しなければいけない。桶狭間の戦いで、相手の戦力・状況・地形・天気を熟知したうえで奇襲をかけた織田信長のように。

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