職人であること。

人間としてどうあるべきか?その答えはいくつかあると思うが、その中でも「職人であること」は非常に重要だ。職人と言えばマニアックな手仕事を思い浮かべるかもしれないが、プロスポーツ選手も職人であるし、学者も職人と言える。またこのようなプロ職以外にも、自分の仕事や打ち込んでいることにプロ意識を持って取り組んでいる人も職人と言えるかもしれない。

では、なぜ職人であることが重要なのか?それは職人であることから来る知恵や見識を持つことがあらゆるところで不可欠であるからである。さらにその人独自の技術も持ち合わせていることだろう。テレビなどを見ていると、畑違いの人が他の事に対して意見を言っていることがある。それは例え畑違いであっても、その人が持っているプロ職人としての知見を軸にして、あらゆることにその知見が対応できるからだ。職人としての知見は、専門分野以外でも大きく発揮できる。

逆に、職人でなく幅広い“知識”(知恵ではない)を持っている人の意見や考えは総じて陳腐だ。そのような人の多くの知識は、職人の一つの知恵にもかなわない。

高校までの授業とは違って、大学では学部学科が専門的に分かれている。その中で専門外の事も学びながら専門の知識や技術を身に付けていく。これらの事は専門職人としての知見を身に付ける上では大きな力になる。そして大学を卒業した後は多くの人が大学の専門とはほとんど関係のない職に就くとは思うが、大学で学んだ専門知識と教養を軸としてあらゆることに対応することができるだろう。しかし大学を就職するための肩書としてしか考えてないのならば、大学などには行かずに就職予備校に行ったほうが良い。

プロ職人になるためには、何より実践が大事である。理論や技術を学びそれを適用して実践してみる。職人として極めるためにはそれしかない。しかしそれ以外の教養的知識があれば、それも大きな助けになるであろう。

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