総務省「へんな人プログラム」について

今、総務省が「へんな人プログラム」というプロジェクトを行っている。偉大な成功者は変な人が多いということから、変な人で面白い発想を持っている人を支援しようというものだ。具体的には300万円の支援をするという。イメージモデルとしては、アップルのスティーブ・ジョブズを描いているみたいだ。しかし僕はこのプロジェクトはあまり成功しないような気がする。

そもそも「へんな人」に限っているところが悪き日本の発想だと思う。アメリカは変な人を受け入れる土壌があり、変な人から偉大な成功者が生まれている。しかしそれは変な人を支援しているからではない。構想・事業の内容が面白く、そのような構想に支援をしているから結果的に変な人が成功していると言われているだけだ。

重要なのは変な人を支援することではなく、変な人にもそうでない人にも、優れた面白い構想を持っている人には支援することだと思う。つまり、今回の日本のへんな人プログラムは外見を見て中身を見ず、ということになるのではないかと危惧する。

日本という国は変な人には生きづらい国だ。そこで国民の意識を変えるという意味では今回のプログラムは意義あるものかもしれない。このプログラムで大きな成功者が出なくても、もっと広く日本の各地で変わった成功者を生む土壌ができ、プログラムとは関係ないところから偉大な成功者が生まれるかもしれない。

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