細部は忘れても、骨格は忘れるな!

これはある意味、僕の言い訳である。僕は記憶力が悪い。少し前に書いた記事、少し前に勉強したことをすぐに忘れてしまう。しかし物事には、忘れてもいいことと忘れてはならないことがある。例えば理論を構築する作業をしている人にとっては、細部は忘れていいが、骨格は忘れてはならない。もちろん細部も忘れないでいればそれに越したことはないが、細部というものは書物を見るなり何なりしてすぐに確認できる。しかし骨格というものは自分の頭の中で構築されるものなので、これはしっかりと頭の中に留めておかなければならない。

しかし僕は骨格までも忘れてしまいそうになることがある。そのような時は、過去にメモしたノートなどを見て記憶に留めるようにしている。また同じものを見ても、人によってそこからできる骨格は皆違ってくる。そういう意味で、出来上がった骨格というものはそれを作り出した人の個性だと言える。

細部だけを煮詰めても、そこから骨格は出来上がらない。骨格から細部を煮詰めるのである。骨格がなければ、ただ単に細部の寄せ集めになってしまう。そのような情報の寄せ集めなどは人間がしなくてもコンピューターにでもさせておけばよい。人間は人間にしかできないことをすべきなのである。

書物を読んでも何も出来上がらない。書物を読んで得られるのは基本的には情報だけなのである。大事なのは書物を読み進めながら、それを基に骨格を構築することなのである。それができない人は、情報蓄積人間でしかない。しかも情報の蓄積だけなら、人間はコンピューターに圧倒的に劣る。人間にしかできなくて、人間がすべきことは何か?そのような事を考えて進まないと、10年後には何のスキルもない人間になってしまう。

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