米CIAがサイバー攻撃被害か

機密情報を扱うCIA(アメリカ中央情報局)がサイバー攻撃を受け、機密重要情報が多数漏れたようだ。このサイバー攻撃は中国のハッカーによるものと思われ、サイバー空間がテロ攻撃の並び主要な戦場となっていることを改めて認識させられた。

30年前までアメリカなどの西側諸国とソ連(現ロシア)を中心とする東側諸国との間で冷戦という火花の散らない戦争があったが、今新たに米国側と中国・ロシア側との間での火花の散らない新しい戦争、サイバー戦争が活発化してくることが予想される。昔の冷戦は結果的には火花は散らなかったが、キューバ危機など火花が散りそうになったことは何度かあった。今回のサイバー戦争も同じである。サイバー空間自体は火花の散る現場ではないが、サイバー攻撃により軍事システムを乗っ取られれば一気に現実空間の、最悪核攻撃まで至る結果にもなりえない。

CIAのサイバー攻撃被害によって、アメリカは情報収集体制の大幅な見直しを迫られるだろう。しかも今回の情報漏えいは、情報収集員の命にまでかかわる深刻な問題だ。

今回のCIAのサイバー攻撃被害は結果的に情報漏えいを許し大きなニュースになったが、日本でも政府関連機関・防衛機関などを中心に常にサイバー攻撃にさらされている。これらのブラックハッカーの攻撃に対し、ホワイトハッカーによる防御により我々は守られているのだ。

普段は一見何も起きていないように思えるが、サイバー空間では日々一刻一刻ハッカーたちのせめぎ合いが起きており、見えないところでサイバー戦争は激しさを増しているのである。

日本はハッカーのイメージが悪くホワイトハッカーの養成が遅れていると言われているが、陸・海・空軍の通常戦力と同様にハッカーも軍事戦力とみなし、資金投入・人材養成に大幅に力を入れなければいけない。

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