桜島、大規模噴火の予兆か

桜島の活動がかなり活発になり、大規模噴火が起きる可能性が高いと発表された。予兆とは火山性地震・山体膨張などである。桜島は普段から年に千回以上のペースで火山活動が起きているが、今回の火山活動は気象庁の観測開始以来最大のものであるらしい。余談だが、僕が鹿児島に行ったとき、路面電車の中には火山灰を避けるために貸し出す傘が数本車内に準備されていた。鹿児島市民にとっては火山活動は生活の一部なのであろう。

ところで日本にはカルデラと呼ばれる巨大な火口がいくつもある。その中でも特に有名なのが阿蘇カルデラであるが、実は鹿児島の桜島も阿蘇に匹敵するくらいのカルデラなのである。桜島の頂上にある火口のことではない。桜島の浮かぶ鹿児島の湾の内部全てが実は姶良カルデラと呼ばれる巨大カルデラなのである。桜島は姶良カルデラの中に浮かぶ小さな山に過ぎない。今回の桜島の噴火は桜島の火口からの噴火と思われるが、数万年に一度くらいの割合でカルデラ全体からの噴火が起きることがある。いわゆる超巨大カルデラ噴火である。それは富士山の噴火の比ではないくらい巨大なものだ。超巨大カルデラ噴火が起きれば、九州はほぼ全滅すると言われている。

ともあれ、桜島の活動が人的被害のないレベルであることを祈るが、日本は火山・地震とも世界でもまれにみる地学的災害大国であり、常にその予兆を監視することを怠ることができない。

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