日本と韓国の事件報道を比較する

先日、靖国神社での爆破事件の犯人が捕まった。正確には犯人ではなくて「容疑者」と言わなければならないかもしれない。容疑者は韓国人だ。容疑者は事件後、即韓国へ出国したが、数日たってなぜかまた日本に入国してきた。もちろん即逮捕である。

今問題になっているのは、容疑者の報道手法である。日本では容疑者といえども実名で顔写真入りで報道され、民衆に情報をさらされる。しかし韓国ではまだ「容疑者」段階の人間の実名と顔写真が流されることは、一部の例外を含めてありえないという。そのことに関連して、韓国メディアは日本メディアが韓国人容疑者を実名写真入りで報道したことを批判している。

ここは日本である。日本で起こった事件について報道するとき、日本の手法に沿って報道するのは当たり前である。韓国が横やりを入れるようなことではない。

しかしこれをきっかけに今一度考えてみるのも一考ではないかと思う。容疑者はあくまで容疑者、まだ犯人と断定されたわけではないのである。後に無罪判決が下されるかもしれない。日本では容疑者と犯人が同義語になっている。しかし容疑者は「容疑をかけられている」という段階であり、あたかも確実に犯人であるかのような日本の報道は人権上間違っているのかもしれない。

今回の話題は韓国の横やりから起こったことであるが、今一度日本の犯罪報道の仕方を考え直すのにいい機会かもしれない。

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