思考のベースを上げる。

自分の思考のベースをどこに置くかによって、その後の自分の人間としてのレベルが変わる。もし目標を低い所に置くのならばベース自体が低くても問題はないが、もし高い所に目標を置くのならばベースを高く設定しなければならない。しかしもちろんベースを高く設定するのならばそのレベルを維持するために多大な努力をしなければならないし、徹底的に思考し抜かなければならない。もし楽をしたいのならば、思考のベースも低く設定するしかない。

思考のベースをどこに置くかということは、最も人間性が現れるところである。自分の生き方、意識、行動の全てがベースの設定に反映される。どこにベースを置いているかということは見る人が見れば瞬時にわかるし、そのためその人に対する評価へと直結する。

ベースをどこに置くかということは、「下の上」を目指すか、「上の下」からスタートするかということでもある。「下の上」を目指せばその上はもうない。しかし「上の下」に居れば、上はさらに広がっている。「上の下」に居れば「上の上」つまり頂点も狙える。「下の上」に居れば、そのクラスの人からは羨望の眼差しで見られるかもしれないが、はっきり言ってそんな羨望の眼差しなどはどうでもいい。周りの眼ではなく、自分のレベルを上げることに注力すべきである。

上には上があるし、下には下がある。はっきり言って下はエンドレスであるが、上には世界一という上限がある。従って究極的にはそこを目指すべきであり、そこにいない限り常に上を目指して前に進むべきである。その地位に満足してよいのは、大坂なおみや紀平梨花といった世界一の人のみである。しかしこのような人も、油断をすればすぐに落ちて行く。しかし大坂なおみや紀平梨花はおそらく素晴らしい人間だと思うので、世界一になればその「世界一」というところにベースを置いて前に進んで行くであろう。そうなれば彼女らの世界一という地位はより盤石になる。

世界一でない限り、上には上がいる。そのような状況においては決して現在の自分の地位に満足すべきではない。自分のレベルが上がればベースをさらに高い所に設定し直して登らなければならない。楽をしてベースを下に設定してしまえば、後は没落するのみである。思考のベースの位置は、自分の人間性そのものである。

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