安倍氏、石破氏の自民二強体制。

現在の自民党、そして日本の政界は完全に安倍一強体制になっている。そして独裁とは言わないまでも、政界の論理はほぼ安倍氏の論理で動いている。僕自身、安倍氏にはこれまでそんなにネガティブな思いは持っていなかったが、現在の安倍首相の論理は客観的に見てかなりおかしい部分が散見される。

僕は以前から石破かぶれと言い放ち、石破茂氏に対してかなり期待を持っている。石破氏の防衛に関する著書も以前読んだりもした。なぜそこまで石破氏に期待するかというと、石破氏の防衛を中心とした深い見識と、その人柄にある。石破氏はかなり慎重に物事を進めるタイプだ。もちろん安倍氏の積極的な行動力も魅力だが、石破氏がもし首相になれば慎重ながらも動くべきところはしっかりと動くだろうと考えて良い。

次期自民党総裁選での安倍氏の圧倒的優位は現在のところ揺るがないが、このまま安倍氏が三選することには危機感を感じるのも事実だ。やはり総裁二期までという制限は大きな意味を持っていたと強く感じる。

理想としては、安倍氏と石破氏が自民党内で争い、お互いをけん制できるような体制にすべきではないかと思う。もちろん、石破氏以外の人物がそれに割って入ってもよい。そういう意味で、このまま安倍首相の三選に突入するのはあまりにも危険すぎる。三選を果たし長期政権を確立してしまえば、誰が安倍首相に苦言を呈することができるのか?自民党内はほぼ安倍氏のイエスマンになってしまうだろう。

9月の自民党総裁選まで短いながらもまだ時間はある。現状を変えるには政局だけに期待するのは少し無理があるだろう。従って国民の大きな声が必要になる。安倍首相を支持するのならそれはそれでいいとは思うが、もし安倍氏三選に危機感を感じているのならば、国民自らが声を上げるしかない。大きな機運も一人一人の声から成り立っていることを忘れてはならない。

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