学問は面白い!

学問には二種類ある。一つは実用的価値があるもの。もう一つは純粋に学問的価値があるものである。実用的価値がある学問は分かりやすい。工学などは実用的価値の追究から生まれたもので、役に立つ技術を開発してこそ価値は上がる。それに対して理学(自然科学)は純粋に学問的価値を追究するところから始まり、本来は役に立つかどうかという所から距離を置いた所に存在する。

多くの人は、物事を役に立つかどうかということで判断しがちだ。しかしそのような物差しだけでは理学は存在しえない。哲学も同様である。役に立てるために哲学を追求するということも大いにあり得るが、カントが何かの役に立てるために批判三部作を創作したとは誰も考えないだろう。

しかし一つ注意しなければならないことがある。それは役に立つ科学は役に立たない科学から生まれるということだ。さらに言えば、役に立たない根本的科学の方が、役に立てるために考え出された工学よりも長い目で見れば圧倒的に役に立つということである。即物的工学というものは廃れるのも早いが、根本的科学は何百年と生き残ることになる。

僕は最近、学問の面白さというものを再発見している。それは科学に対してだけではない。哲学や経済学、歴史など、あらゆる分野の学問に対して魅力を感じるようになってきた。学問はいつになってもできる。だからいつになってもやらないか?それとも今すぐにやるか?人の判断は分かれると思うが、今やり、明日もやる。たまには息抜きも必要だが、学ぶというレベルを超えて最先端で学問を構築するプレイヤーになることができれば、物事を見渡す目は大きく変わるであろう。

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