11月16日、大阪・梅田に行くと、阪急メンズ前で大阪維新の党・橋下徹氏の街頭演説があるというので、興味もあり、聞くことにした。
橋下氏の政治手腕は強引ではあるが実行力があり、多くの市民が認めるところである。そして橋下氏と言えばパフォーマーでもある。演説においてもパフォーマンスは絶妙で、聞く人を引きずり込ませる。
メディアというものは政治家に対して功よりネガティブなことを取り上げがちであるが、やはり生で政治家の話を聞くと、(もちろん本人の功を強調するのはやむ負えないが)、メディアを通してだけでは見えなかったものがいろいろ見えてくるものである。
僕が聞いた街頭演説は、大阪市長選挙・府知事選挙の応援演説であったが、橋下氏の良く言えば妥協のない、悪く言えば強引な橋下政治の成果、そしてこれからの展望がいろいろ聞けてなかなか面白い演説であった。
一度は政界からの引退を表明したが、今日の橋下氏をみていると、とても引退するようには思えない。99%の確率で再び政界の表舞台へ登場するであろう。
これからも当分の間は橋下氏の聖域なき為政が見られそうである。