多趣味!

ここ数年、僕の興味の範囲は広がる一方だ。学問から文化、物や事、あらゆることに対して興味を持っている。これらの事に興味を持つことはある意味「多趣味」とも言えるが、ただ多趣味なことが良いのか悪いのかわからない。しかし現実として現在の僕は多趣味であり、このような自分を否定することもないと思うので、多趣味路線を貫こうかと思う。そして多趣味路線で行くのなら、徹底的に多趣味路線を極めようと思う。ただ、専門の数理物理をおろそかにしてはいけない。数理物理の研究を最優先に行い、それ以外の時間をあらゆる趣味につぎ込もうと思う。

趣味にはお金のかからないものからお金がべらぼうにかかるものまで様々ある。つまりお金をかけ出したらきりがないが、お金をかけなくてもできる趣味はたくさんある。特に学問はお金をかけなくてもある程度の所までは行ける。実験系の学問のように莫大な研究費が必要な学問はともかく、理論系の学問はせいぜい書籍代だけを確保すれば何とかなる。ただしとことん極めようとすれば理論系でもそれなりのお金はかかる。ある意味それだけのお金をかける覚悟というものが問われているのかもしれない。

趣味と欲はかなり相関関係があるように思える。欲があるからこそ様々な趣味に興味を持つことが出来るのだ。無欲(というより無気力)では、趣味に取り組もうという意欲も湧かない。欲に対して否定的な意見を持つ人もいるが、僕は欲は様々な事を成し遂げようとする大きな原動力になり得ると思う。欲によって前進できるのなら、いくらでも欲を持てばよい。欲を持ち、その欲をコントロールすることによって、自分という人間を次のステージへと進めることが出来る。

一つの事だけに集中し、それだけを極めるという仙人のような生き方は非常に魅力的であり尊敬に値するが、多趣味という生き方を極め、あらゆる知識やスキルを身に付けることも素晴らしいことだと僕は思う。多趣味というのも一つの人間性であり個性である。あらゆることに興味を持てるのならば、それを武器として自分を高めていくのも一つの意義のある生き方だと思う。

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