厚生労働省の村木さん

村木厚子さんを覚えているだろうか。厚生労働省局長だった約五年前、郵便不正事件で逮捕され、20日の拘留・取り調べを受け、後に無罪になった女性だ。今では100%冤罪だったことが明らかになっている。

今日、たまたま雑誌で村木さんの2ページの記事を見かけた。そこで僕は今の村木さんの肩書を見て驚いた。現在の村木さんの肩書は「厚生労働省事務次官」、つまり厚生労働省キャリア官僚のトップなのである。僕は本当にうれしかった。めちゃくちゃうれしかった。村木さんのような誠実で、どん底に落ちても信念を曲げず戻ってこられた強い女性が日本の省庁のトップになられている。このことは日本の、そして日本女性全ての象徴であり、財産である。

村木さんの経歴はキャリア官僚としては一風変わっている。もちろん女性キャリア官僚としても珍しいが、東大出身のキャリア官僚がひしめく中、村木さんは高知大学出身なのである。地方国立大学出身で事務次官までなったキャリア官僚は村木さん以外はいないのではないかと思う。

村木さんはもちろん男性キャリア官僚と変わらぬ仕事をしているのはもちろんだが、女性官僚として女性に関わる政策にも重点を置いている。障がい者政策にも関わっていたはずだ。男性官僚と変わらず、それに女性目線をプラスして村木さんしかできない仕事をたくさんやってこられた方だ。

村木さんは郵便不正事件の冤罪で有名になったが、たとえそれがなくても事務次官にまでなられる力と人格の持ち主だと僕は信じている。あとどれくらい事務次官の職をされるのわからないが、村木さんしかできない仕事を思いっきりこなして活躍してもらいたいと願う。そして欲を言えば後に伝説の女性事務次官と呼ばれるくらいの活躍をすることを願うばかりである。

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