卵子冷凍保存について

最近、卵子も老化することが徐々に認知されてきた。それにともなって未婚女性が若いうちにまだ老化していない卵子を将来のために冷凍保存しようという動きが活発になってきた。しかし最近、その卵子冷凍保存が問題になり考え直されている。

卵子の冷凍保存は女性に対して金銭的・肉体的・精神的負担が大きい。それに対して実際に冷凍保存卵子から 妊娠に至ったケースは非常に少なく、女性の大きな負担に対して結果が釣り合わないことがわかってきたのだ。最近は卵子採取は40歳まで、冷凍保管は45歳までにしているところが多いみたいだが、成功率の低さに医療機関も疑問を持ち始め、新規の卵子冷凍保存を取りやめにするところも出てきた。この問題は女性の大きな期待に対して卵子冷凍保存をする医療機関が応えられないもどかしさもあるのであろう。

現在まで科学技術の進歩は医療技術に対して非常に大きな進歩をもたらしてきた。卵子の冷凍保存もその一つであろうが、このように卵子を物のように扱うことは倫理的に必ずしも適当ではない。しかし将来子供を産みたいと思っている女性にとっては希望の技術だ。この先この技術は進歩するのか、女性の社会進出が活発になった今、その進展はさらに注目を浴びてくるだろう。

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