加藤一二三九段「一手に7時間の妙手」の境地とは。

30日、将棋の加藤一二三九段の引退会見があった。そこで一二三九段は、名人を破って初タイトルを獲得した時のことを、「1手に7時間の長考をして天来の妙手を発見した。棋士としてやっていける確信を得た」と語った。

一手に7時間とは、素人からは想像もつかない境地である。やはりどんな分野でも、その道のプロにしかわからない境地がある。その妙手とはどんなものだったのか、僕らが聞いても全く理解できないが、それを自分の守備範囲の分野に置き換えると、そのヒントくらいは得られるかもしれない。

僕は妙手ではないかもしれないが、「妙構想」というものは持っている。かれこれ10年ほど前に得た構想だ。しかし構想とはアイデアに過ぎず、それを具体化することが難事業である。しかしその一つの妙構想があるからこそ、今まで投げ出さずになんとか続けてこれた。

一二三九段の言う「一手に7時間の妙手」の域にたどり着くことは、もちろん目標であり、それもとてつもなく高い目標である。それを目指すところにプロフェッショナルの神髄があるのかもしれない。

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