普通、暴れまくると言えば迷惑な話に聞こえそうだが、人生において、そして社会において暴れまくることは、究極であり重要だ。自分のテリトリーで、そして自分の専門分野で、日本国内だけでなく世界の舞台で暴れまくることは重要である。
ただ、多くの人はおとなしすぎる。遠慮をしすぎる。何かで前に出ようとするとき、厚かましいくらいがちょうどいいのである。
最近は良くも悪くもオンリーワンということが重視され、競争とは距離を置く風潮がある。なぜか競争というものが悪者にされているが、社会の本質は競争であると言っても過言ではない。山に籠って仙人にでもならない限り、競争は避けられない。
ただ競争だけに明け暮れるのではなく、自分のオリジナリティーをじっくり発酵させることももちろん重要である。発酵という言葉の通り、これは非常に時間のかかることであるし、我慢がいることでもある。
自分が自分でいるためにどうすればいいか?競争の中にいながらも、自分の独自性というものを見極め温めなければならない。そしておとなしくいるだけでなく、それぞれの世界で暴れまくらなければならない。