人を信じること。

世の中には人をだます人たちが存在しており、それに対抗してか、まずは人を疑ってかかることが社会で求められようとしている。しかし、誰もかれもが初めから疑ってかかると、世の中は疑心暗鬼に満ち溢れ、社会も人間関係もうまく回らない。もちろん、現在の社会がそこまでひどくなっているわけではないが、果たしてこのような疑心社会を作ることが本当に正しいのであろうか?

怪しいと感じたことは疑うべきなのだろうが、表面的には善良に見えても怪しいことはたくさんある。しかしそんなことばかり考えて疑ってばかりだと、自分の心も荒んでくる。

今の世の中に必要なのは、疑うことではなく「人を信じること」ではないだろうか?疑うことによって自分の安全、自分の金銭を守ることはできるだろうが、自分の心は人を信じることによって守られる。人を信じることは人間の基本であり、人を信じることによって人と人との結びつき、社会との結びつきが生まれる。

人を疑うことは意外と簡単だ。しかし何にでも疑うことを覚えてしまえば、人を信じることができなくなる。一度心が暗くなると、再び人を信じる心を取り戻すのは難しい。

無条件に人を信じろとは言わないが、適度に疑って、信じるべき人に対しては信じるという柔らかい心をを持つことが大事なのではないかと僕は感じている。

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