世界遺産登録勧告

「明治日本の産業革命遺産」というテーマに関する遺産について、世界遺産登録勧告が行われた。具体的に言うと、明治維新からその後数十年にかけての日本の産業革命に重要な役割を果たした遺産だ。有名どころでは、官営八幡製鉄所などがあるが、明治維新の原動力となり、明治国家成立に大きな役割を果たした「松下村塾」も入っている。

また、三菱重工業長崎造船所の数施設も含まれており、これも明治産業に大きな役割を果たした三菱創業者、岩崎弥太郎の精神も重要視されている表れであろう。

毎度のことながら、韓国がこの世界遺産登録勧告を非難しているが、そのことについてこれ以上書く価値はない。

今回の世界遺産候補を見ると、九州から山口(特に長州の萩)に集中していることが目につく。やはり明治国家躍進の原動力は薩摩から長州山口にかけてがその中心であったということであろう。それから最近話題の軍艦島もリストの中に入っている。

戦後の、made in japan という用語に代表される日本の高品質製品だが、明治時代の日本製はまだ「安かろう悪かろう」というものが多かったらしい。しかし工業製品をはじめ、着々と品質の向上を努め、第二次大戦という断層があったもののその精神は受け継がれ今の経済大国日本が存在する。

今回の明治の産業革命遺産は現代の経済大国日本の原点と言えるのかもしれない。

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