マイナーリーガー。

マイナーリーガーという地位は非常に微妙だ。マイナーリーガーもプロ野球選手とは言われているが、その待遇はある意味素人より厳しい。あるマイナーリーガーは、「球場でプレーしている選手より、球場でポップコーンを売っているアルバイトの方が給料が良い」とも言っている。そして現実に示されている給料を見ると、全くその通りである。メジャーリーガーの平均年収は数億円とも言われているが、マイナーリーガーはバイト以下である。しかしこのことは、アメリカンドリームと言われるものが今でもアメリカに根強く存在する証だとも言える。

自分が取り組んでいる事においてプロになろうと思えば、どの業界でもマイナーリーグ的な所を通らなければならない。マイナーリーガーとは可能性の塊である。しかし、マイナーリーガーになろうと思えば、かなりの覚悟も必要である。実力云々と言う以前に、覚悟の問題で脱落する人がほとんどだ。なので、まず強い覚悟を持つという事が一つ目の大きな実力であると言える。バイト以下の状況に耐えられるか?そこがプロへの出発点である。

しかし日本はある意味かなり甘い。ほとんどの人が中間層にひしめき合っている。一昔前は「一億総中流社会」とも比喩されていたが、今では全てがその二割減であると言えるかもしれない。しかしその二割減のレベルにほとんどの人がひしめき合っている。そこから上はほとんどいないが、下はそこそこいる。そのような状況であると言えるのではないだろうか?しかし中流でもそこそこ食べて行ける。しかしプロを目指そうと思うと、マイナーリーガーを経なければならない。しかしマイナーリーガーになることはリスクが高すぎる。なので中流的ポジションを維持しようとする。

この様に自分で選んで、そしてリスクを避けて中流にいるにもかかわらず、上流への批判意識は強い。もちろん、上流の人たちが全て大きなリスクを取って来たかと言えばそうではないとは思うが、少なくともプロと言われる人はかなりリスクを取って来たはずだ。

僕は、まだ明確には先が見えていないマイナーリーガーから、メジャーのトップが見えてその足場にいるマイナーリーガーになることが出来た。あとは足場を一歩一歩構築して行き、枠組みを埋めて行くだけだ!

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