フィギュアスケート女子は、表現力に注目だ。

21日、五輪フィギュアスケート女子ショートプログラムが行われた。予想通り、OAR(ロシア)のメドベージェワとザギトワが共に世界最高得点をたたき出し圧倒的な存在感を見せつけたが、日本の二人、宮原知子選手と坂本花織選手も負けてはいない。

初めに登場した坂本選手は、滑り出した瞬間、明らかに今までと違うとすぐに感じた。スケーティングが非常になめらかで、体の動きから出る表現力も非常に柔らかい。そしてその後、ジャンプはノーミスで終え、パーソナルベストをたたき出した。

宮原選手も出だしから非常に良く、日本の和の表現を非常にはっきりと表現されていた。団体戦で指摘された回転不足も全くなかったようだ。

OAR(ロシア)の二人が圧倒的過ぎて、日本人の金銀ははっきり言って絶望的だが、銅の可能性は非常に高い。宮原選手の演技は以前から定評があり、ミスパーフェクトとも言われているが、注目は坂本選手だ。去年の終わりころから坂本選手の大きなミスは見たことがない。圧倒的な勢いもある。しかも弱いと言われていた表現力に関しても、ショートではトップレベルの表現力で魅了するところまで来た。

ところで僕は、フィギュアスケートの演技を観るとき、ジャンプよりも表現を感じることを楽しみにしている。そういう意味では宮原選手の和の表現は非常に魅力的でもある。そのような目でテレビ中継を見ている時、非常に残念なことがある。今季から演技中にテレビ画面左上に表示されている「技術点カウンター」だ。フィギュアスケートではもちろん点数は重要であるが、演技者の演技、特に選手の表現力を集中して感じたいのに、技術点カウンターが気になる。だからあえて技術点カウンターは視野に入れないようにしているが、それでも技術点カウンターは目障りだ。

ジャンプはもちろんフィギュアスケートの醍醐味ではあるが、表現力にはジャンプ以上の魅力が詰まっている。特に女子の演技では、男子にはない女子特有の魅力ある表現が醸し出されているので、23日にあるフリーではそのような所を感じるのも非常に面白い。

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