トランプ大統領と金正恩委員長の首脳会談、そして日本との関係。

6月13日、アメリカ・トランプ大統領と北朝鮮・金正恩委員長による米朝首脳会談が行われた。もちろん会談の詳細はまだはっきりとしていないところもあるが、大筋で会談は成功したと言われている。トランプ大統領の発言を見ても、そう見て間違いなさそうだ。あとは朝鮮半島の不可逆的非核化を確実に進行させ、休戦状態の朝鮮戦争を終戦させた上で平和条約を結ぶことが課題と思われる。

一年前にトランプ氏と金正恩氏が顔を合わせるとは誰が想像しただろうか?僕自身も今回の首脳会談成功に驚がくしており、それと同時に日本を含む東アジアの核危機にどうやら終止符が打たれそうなことに安堵している。

ところで日本にとって北朝鮮問題と言えば、真っ先に拉致問題が挙げられる。もちろんこれは日本にとっては大きな問題だ。しかし米朝及び南北朝鮮間でのやり取りに強引に拉致問題を持ち出すのは果たして良い選択と言えるだろうか?僕自身は拉致問題を米国・韓国に現段階で押し付ける事には疑問を感じる。日本が拉致問題に関して早急に解決を急ぐのは逆効果に思えるからだ。米朝及び南北朝鮮の話し合いに拉致問題を持ち出せば、北朝鮮が反発するのは容易に想像できる。拉致問題を解決する最善の方法は、まずは南北及び米朝間による和平を遂行させ、そのうえで日朝で話し合うのが一番効果的だと思うからだ。これは少し回り道に思えるが、結果的にこうした方が早急に解決できるように思える。実際、小泉元首相が訪朝した後、まずは拉致問題ありきの日本の対応に対してこの問題は一歩も進んでいない。確実かつ早急に拉致問題を解決するためにも、今は朝鮮半島の和平を最優先で進めるべきではないか。

何はともあれ、今回の米朝会談により危機的状態を脱する見通しができたことは喜ばしいことである。朝鮮半島非核化と同時に東アジア和平も不可逆的に遂行することを強く望む次第である。

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