アマチュアの発想と、プロの実行力。

プロと言えども、豊かな発想を持ち合わせている人はあまり多くない。逆に、アマチュアが面白い発想やアイデアを出すことがよくある。ではアマチュアとプロを分けるものは何か?それは実行力である。

例えば、アインシュタインが特殊相対性理論を打ち立てた時、ある哲学者が「私は相対主義者だ。だから私に数学的才能があれば、私が相対論を発見していた。」と言ったという。相対主義というのが相対論を発見するアイデアだとは到底思えないが、百歩譲ってそれがアイデアとする。しかしプロ(物理学者)がプロである所以は、アイデアを実行に移す(数学的な構成を行う)ことにある。相対主義だけで終わらせれば、それは物理でも何でもない。

しかし、豊かな発想を次々と打ち立てるアマチュアがいる。もちろんアマチュアだからその後が続かないわけだが、プロは豊かな発想をするアマチュアを見習わなければならない。

豊かな発想を持ち合わせたアマチュアの感性と、それを構成するという実行力を持ち合わせたプロの技術、その双方を持ち合わせた人間が、新しい境地を切り開いていく開拓者となりえるのである。そのどちらか一方が欠けても大きな成功を成し遂げることはできない。

アマチュアの発想と、プロの実行力。」への2件のフィードバック

  1. 私も同じことを考えていました。
    在野の研究者として最も大切なことは、make it happenだと思います。
    逆にそれがないと、世に出ることはもちろん、以下のように、掘り起こされることも無いということなので、頑張るしかないですね…
    http://www.en-soph.org/archives/cat_1136595.html

    • 木原 康明

      在野の人が、皆と同じことをやっていれば永久に浮き上がることはできません。在野なら逆に在野の強みを生かして驚きを創ることが大事だと思います。

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