「好きなことをしている」=「楽をしている」ではない!

好きなことをしている、あるいは好きなことを貫いている人を見て、

「好きなことをしている=楽をしている」

と発言する人が多い。しかし、この言葉は現実を全く反映していない。好きなことをするにしろ、何をするにしろ、自分の信念を貫くことは非常に精神力がいるものだ。好きな事だからこそ、ストイックに自分を極度に追い詰めることができる。

僕はテニスの錦織選手が大好きだ。彼は世界の舞台で堂々の成績をたたき出している。しかし好きな理由はそれだけではない。彼のプレーから、彼が本当にテニスが好きだという気持ちを感じるからだ。彼が本当にテニスが大好きか、もしかしたら嫌々やっているのか、本当のところはわからないが、自分を追いつめて世界レベルまでもっていくには好きでないとできないと僕は勝手に思っているから、僕は錦織選手はきっとテニスが大好きだと解釈している。

しかし、自分を追いつめるのは、必ずしも「好きだ」と言う気持ちからではないようだ。プロ野球のヤクルトスワローズの元選手・宮本慎也選手は、引退するときに、野球を楽しいと思ったことがないという発言をしていた。しかし彼は楽しくはないが、徹底的に自分を追いつめ、一流選手として長い間現役を続けてきた。

楽しいことをしている人に対して、

「楽しいことをしている=お金はいらない」

という甚だしい勘違いをしている人がいる。正しくは、

「楽しいことをしている=お金がなくても耐えられる」

ということだ。楽しいことをして、大きな成果をあげた人には、それに相当する対価が支払われるべきだ。僕はその対価が錦織選手の何十億円という賞金、及びスポンサー料だと思っている。

好きなことを貫き、ストイックに自分を追い込み、成果が出るまでは耐え忍び、成果が出ればそれに見合う対価を得る、このような生き方を貫いている人はどれだけいるか僕にはわからない。

現在の僕はまだまだ甘いと思っているが、ストイックに追い詰めるところは徹底的に追い詰める、それに耐えうる精神力と気力を維持し、貫いてみたいと思う。

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