「やらぬ善より、やる偽善」、熊本地震で行動を起こし、寄付するタレント紗栄子さん

初めに断わっておくが、僕は紗栄子さんの行動を偽善とは思わない。本当の「善」からの行動だと思っている。

タレント紗栄子さんが、熊本地震被災者の支援として、500万円の寄付をしたという。貢献のかけらもしていない僕にとっては尊敬の念しか出てこない。

よく「やらぬ善より、やる偽善」という。この言葉は、あれこれ考えるより、とにかく行動を起こすことが大事なんだと言っているものだと僕は思っている。とにかく行動を起こせば、あるいはわずかでも寄付をすれば、間違いなく被災者の助けになるだろう。しかし一人であれこれ考えているだけでは、何の役にも立たない。今回の紗栄子さんの行動は百人力である。

しかし残念なことに、今回の紗栄子さんの行動を批判する人が多いらしい。紗栄子さんは今回の寄付をブログで公表したという。そのことに対して偽善だと批判されているという。僕からすれば、ブログに載せることは偽善でもなんでもない。紗栄子さんは正真正銘、多額の寄付を行い多くの被災者を助けた。それだけが事実なのである。もちろん1億円を寄付した人物が、500万円は少ないというのなら、少しは分からなくもない。もちろんそれだけの寄付をする人物は、そんなことを言うような心の狭い人間であるはずはないが。

実際は、やる偽善でさえもない「やらぬ偽善」という人間が多いのかもしれない。僕自身はどうなのかと言われると、僕自身弁解できない。僕はやる偽善さえできないダメな人間かもしれないが、せめて「やらぬ善」レベルは保ちたい。紗栄子さんを応援するのもそういう気持ちからだ。今回の紗栄子さんの行動を批判する人は、間違いなく「やらぬ偽善」だ。やらぬ善であれば、被災者の役には立てないが、人間失格の烙印だけは免れるかもしれない。

とは言え、いつかは「やる偽善」レベルの人間に昇格したいものである。たとえ少額でも、する機会と場所があれば、僕も微力ながら何かの力になろう。僕もまだまだダメな人間であることを思い知らされた。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA